【レビュー】「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方

こんにちは。兼業主夫のケンです。
今日は『「先見力」の授業 AI時代を勝ち抜く頭の使い方』という本をご紹介したいと思います。
10年後、20年後にはAIの発達により今ある仕事がなくなるのではないかという不安や、逆にAIを利用して新しい仕事が出来るのではないかという事を考えているのですが、そんな時に手にとった本がコチラです。
この記事につきましては下記動画でも配信しています。お好みの方をご覧ください。
著者:掛谷英紀(かけやひでき)准教授について
この本は筑波大学の掛谷英紀(かけやひでき)准教授の著書になるのですが、著者の研究テーマである「マスコミ工学」の知見をベースに身の回りにある情報のウソを見抜き、どのように立ち回るべきかを説いています。
ここで、「マスコミ工学」と書きましたが、本書で出てくるものとしては先見力のある人とない人が書いた文章(Amazonレビューや企業が公開している社長のメッセージなど)をAIを用いて分析することを指します。またこの研究事例が本書内に多数出てきます。
また、掛谷英紀准教授をキャッチーな方法で紹介するとすれば、テレビに取り付けるだけで簡単にNHKを見れなくするためのカットフィルター「iranehk(イラネッチケー)」を開発した方になります。
この「イラネッチケー」はAmazonで5,000円程度で購入できます。気になる方はチェックしてみて下さい。
事例研究が大事!
筆者は「先見力」を身につけるには「事例研究」が大事とおっしゃっています。
多くのビジネス書ではメソッドやルールを覚えさせようとしているものが多いと思いますが、それらの本と本書の違いがココに表されています。
過去の事例が頭に入っているからこそ、様々なメソッドやルールをその時に直面した問題に合わせて活用できるとの発想です。
正直に言うと読み始めた時は事例ばかりが並んでいて、「何がいいたい本なんだろう?」と思っていたのですが、読み勧めていくうちに本質が掴めるようになってきました。もし、この本を読まれるのであれば途中で投げ出さずに、最後まで読んでみて下さい。
タブーにも切り込んでいる
僕がこの本を読んで面白いと思った部分がいくつかあります。それは、「イラネッチケー」開発者と言うこともありタブー視されている事案にまで足を踏み入れていることです。そして研究者らしく各事例に対してどうしてそう思ったのかその根拠は何なのかということをしっかり説明していることです。
最後に
最後になりますが、僕には「先見力」があると思いません。「先見力」がないからこそ、この本を手にとった訳です。そして、「先見力」がないということもこの本書により示されています。それは何かと言うと「先見力のない人ほど『学歴』で人を判断する」とあるのですが、何を隠そう筆者は東京大学出身なのですから。きっとこの本を買う方はみんな先見力がないですね(笑)
興味がある方はチェックしてみて下さい。
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